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  2. リゾートバイトの職種

スキー場スタッフ

スキー場バイトの特徴と種類

普段の生活から離れて開放的な気分で働くことのできるリゾートバイト。

空き時間や仕事が休みの日は、タダでスキーやスノボをタダで楽しめるということもあり、まとまった休みを作ることのできる大学生等に人気のアルバイトです。リゾートバイトは基本的に、就業期間の間、住み込みで働く仕事になります。

時期は11月~4月のスキー場が一番忙しい時期です。

このスキー場のアルバイトの募集は8月頃から始まります。冬休みを利用して働きたいという大学生向けに、求人誌をはじめとする様々な媒体でたくさんの求人が掲載されます。

期間が限定的で、普段の生活から離れて従事する珍しいアルバイトというのも人気の一つでしょう。

スキー場でのアルバイトは、複数の職種があります。

チケット係、レンタル係、リフト係、その他インストラクターやパトロールといった仕事もありますが、どちらもスノーボード・スキーのスキルに長けていることが必要で、スキル以外にも指導員やパトロールの資格が必要になるので、リゾートバイトとしての就業は厳しいといえます。

それぞれの職種の仕事内容は次の通りです。

チケット係
スキー場内のチケット売り場でリフト券を販売する仕事です。
人数やシーズンによって値段が変わるので、それを覚えてしまえば大変な仕事ではありません。
レンタル係
スキー場のレンタルショップでの仕事になります。
スキー用具の貸し出しや返却の対応や返却された用具の手入れをする仕事です。
リフト係
リフトの操作をするのが主な仕事になります。
乗客がリフトに乗り降りするのを補助する、リフトの操作といったもので、楽で簡単な仕事のため、スキー場のアルバイトの中でも競争率が激しい部署です。

スキー場のアルバイトはメリットがいっぱい

スキー場のアルバイトですが、次のようにメリットがたくさんあります。

仕事が休みの日や休憩時間に無料で滑られる
スキー場でアルバイトするもっとも大きなメリットといえます。
旅行だと数日遊んですぐ帰るというのがほとんどですが、スキー場のアルバイトに従事している間は毎日滑るチャンスがあり、スキーやスノーボードが好きな方は、旅行で来た時以上に楽しめるかもしれません。
スノーボード、スキーの経験がなくても働ける
一部のスキルが必要な仕事を除けば、スキーやスノーボードのスキルを必要としないのでスキルゼロでも働けます。
家から遠くても交通費が出るから働ける
遠方でも交通費が出るので仕事に応募できないということはありません。
最短で一カ月以下の求人もあるので大学生でもOK
時間に余裕がある方と違い、大学生は休みの間だけの就業となりますが、短期の仕事もあるため、冬休みの間だけ仕事というのも良いでしょう。

人気の職種はすぐに決まる

どのアルバイトもそうですが、条件の良い仕事は早くなくなります。

11~12月からのリゾートアルバイトは8月後半ぐらいから募集が始まり、9~10月がピークです。ピークの時期を過ぎてからの応募だと、時給が安い、仕事内容がキツイといったものしか余ってないことも。

自分のスケジュールも見ながら、気になる案件があればすぐ応募するようにしましょう。

調理

アシスタント業務が多い

リゾートでのアルバイトの職種として、調理や調理補助のお仕事もあります。

宿泊施設やレストランなどで、お客様に提供する食事をつくる仕事になりますが、こちらはコックなど調理を本格的に行う仕事よりも、シェフやコックのアシスタント的な業務で募集していることが多いです。
やはりメインの料理を素人に任せるというのはリスクがありますので、これはなんとなく理解できますね。

具体的な仕事内容は、サラダ野菜を洗ったり、ちぎったりするような簡単な調理業務や、ごく簡単な前菜などのメニューの盛り付けなどがあります。
イタリアンレストランなどでは、にんにくを大量に向いたり、玉ねぎのスライスをとにかく作り続けるという業務があることも。

調理に関わる仕事がしたいという人には少し物足りなく感じるかもしれませんが、その分調理師免許や実務経験がなくてもアルバイトできるので、こうした点ではメリットがあります。

勉強になることがたくさん

将来調理師を目指している人には、アシスタント業務よりももっと上の仕事がしたいと感じますが、それでもやはり現場に入るということは勉強になることがいろいろあります。

ちょっとしたそのお店ならではの調理のコツを間近で見ることができますし、実際に正社員としてレストランなどに就職したときも、最初はアシスタントとしての業務から始まりますので、こうした場所で学んでおけば、より早く即戦力として活躍することができ、次のステップに進む時間も早くなるはずです。

調理師を目指している人でなくても、家庭料理にプロのコツを活かす勉強ができたり、調理に携わっているうちに自分の手先が器用になったり、料理に関する知識や技術は大きく向上するでしょう。
そのため、調理や料理の専門学校に通っている学生にも人気の職種です。

忍耐力のある人に向いている?

調理や調理補助のアルバイトに向いている人は、ある程度料理が好き、興味があるという人に向いています。
そのほか、アシスタント業務な同じ作業を黙々と続けなければならないことも多々ありますので、地味な作業を続けることが苦にならない、忍耐力がある人にも向いているといえるでしょう。

忙しいときの調理場はかなり慌ただしくなりますので、上の人からの指示を瞬時に聞き分け、即座に実行できるフットワークの軽さも重要です。
リゾートバイトの中でもかなりハードな仕事になりますが、その分得るものは大きく、その後の生活に活かせることが多いアルバイトでもあります。

ホールスタッフ

募集の多いアルバイト

ホールスタッフは、ホテルや旅館のホールでバイキングなどの食事や、宴会などに携わる業務を行うのが主な仕事になります。
大きなリゾートホテルになるとホールも大きいため、ホールスタッフのアルバイトはかなりの人数で募集されることが多く、リゾートバイトの中でも需要の高いアルバイトです。

仕事内容としては、バイキングや宴会などで食事の配膳を行ったり、お客さまが食べ終えた食事の皿を下げたり、お冷を運んだり、そのほかお客さまに指示されたことをこなします。
難しい仕事ではありませんが、広い範囲で周りを見ながら状況に応じた動きをする必要があります。

ホールスタッフに向いている人

ファミリーレストランのウエイトレスやウエイターをしていた人は、遠くの席からお客さまが呼んでいることにいち早く気づき、てきぱきと接客を置こぬことに慣れている傾向にあるため、ホールスタッフの仕事にも適しています。

そのほか、接客業が好きな人、体を動かしながら仕事をしたいという人も、このアルバイトに向いているのではないでしょうか。

宿泊施設では、一般のレストランなどよりもお客さまと従業員の距離が近いので、接客の密度が濃くなります。
ファミリーレストランのウエイトレスなどよりもお客さまと接する機会は増えてくると思われるため、接客が苦手という人は向いていないかもしれません。

また、てきぱきと動くことができるという点もホールスタッフの仕事では重要になります。
逆に、のんびりしている人はたくさんいらっしゃるお客さまに合わせた動きができないと思われるので、より機敏に動くよう意識して仕事をする必要があるでしょう。

メリットやデメリットについて

ホールスタッフのアルバイトのメリットは、一般的にスタッフ同士が仲良く仕事をしているという点が挙げられます。
リゾートバイトには、収入はもちろんのこと普段知り合えないような仲間と知り合いたいという目的がある人もいらっしゃるかと思われ、こうした方はホールスタッフのアルバイトは適しているようです。

そのほか、さほどスキルがなくても即戦力として活躍できる可能性が高いという点も、メリットだといえます。

デメリットは、基本的に随時忙しい仕事なので、体力に自信のない人は厳しく感じるかもしれません。
またこれもリゾートバイト全体にいえることですが、リゾート地のお客さまはマナーが少し悪いケースもありますので、クレームに繋がりやすいという点もデメリットかもしれません。

テーマパークスタッフ

若者が多いリゾートバイト

テーマパークスタッフのアルバイトは、遊園地などのいろいろな場所に仕事があります。
入場口のチケット売り場の受付や、きぐるみを着て園内で催しをしたり、子どもたちの相手をする仕事、園内外の飲食店の販売員などさまざまです。
園内の清掃を行う仕事もあります。

テーマパークと一言でいってもいろいろな仕事がありますので、その人の適正にあわせて業務を選ぶことができるのは、大きなメリットだといえます。
接客業が苦手だけれど、テーマパークスタッフとして働きたいという人は、受付や飲食店の調理などの仕事をすることができますし、立ち仕事が苦手という人であれば、チケット売り場の業務は座った状態で行えることが多いです。

メリット、デメリット

テーマパークで働くメリットは、施設によっては休日に割引で利用することができる特典があることがひとつあります。
施設によっては、一緒に入る友人の分も割引にしてくれるところがあるようなので、これは大きなメリットだといえますね。

そのほか、テーマパーク自体が好きという人は、常にパーク内で仕事ができますので楽しく働けるでしょうし、テーマパークにはパークを楽しんでいる人たちが多いので、笑顔がたくさんあるところで働けるというのも、メリットではないかと思います。

デメリットとしては、夏休みなどの混雑時は非常に混みあうため、かなりの激務になってしまうこと、外で働く人は夏場などは暑さで大変かもしれないことなどが挙げられます。
あとは、接客業務ではまれにクレームを受けることもあるかもしれないという点もデメリットだといえるでしょう。

テーマパークでの仕事は土日祝日が稼ぎどきなので、これらの曜日にシフトインできることを条件として募集しているところが多いです。
これはリゾートバイト全体にいえます。

普段からテーマパークによく出かけて、割引などの特典を受けたいと考えている人、テーマパークの裏側を見てみたいと思っている人などにとっては、メリットのあるアルバイトだといえそうです。

リゾートバイトでテーマパークを満喫

集中してテーマパークで働く場合は、近隣で暮らしながら働くというケースが多いので、その場合は休日に遊びに出かけやすいと思われます。
ぜひ積極的にテーマパークに出かけて楽しんでください。

日中のシフトであれば、ナイトタイムで楽しむという人もいます。
イルミネーションにこだわっていたり、夜のイベントを開催しているテーマパークであれば、遅い時間もたっぷり楽しめそうですね。

仲居

きめ細やかなサービスが必要

仲居のお仕事は、主に旅館などで宿泊客のお世話をする業務が中心になります。
お迎えから布団の上げ下ろし、食事の配膳まで、宿泊客がチェックインからチェックアウトするまでを担当制で行う場合が多いです。

宿泊客は旅をとても楽しみにしながら宿を訪れていますので、その気持ちをそいでしまうことのないように、楽しい時間を過ごしていただけるよう配慮しながら仕事を進めることが重要になります。
そのため、サービス業の中でも非常にレベルの高いお仕事であるといえるでしょう。

仲居さんの一日の仕事は、出勤後まず朝食の準備を行います。
準備ができたら客室に運び、食事を終えたころに再度客室に伺って片付けをします。合間に当日担当するお客さまの確認や、客室の準備などを行い、午後宿泊客が来訪したら、お迎えをします。
そして夕食の準備をし、夕食を終えたころに片付けを行い、一日の仕事が終了です。

仲居の仕事はまかない付きで、充実した寮が完備されているので、リゾートバイトとしてはとても就労環境のよいお仕事だと思われます。
リゾートバイトの中には、滞在中の生活費がかさんでしまう仕事もあるようですが、仲居の場合は生活費がほとんどかからないので、飲みに行くなどプライベートな出費を除いては、収入をしっかり確保できるというメリットもあります。

向いている人、メリットやデメリット

仲居の仕事に向いている人は、やはりサービス精神があり、接客業が好きであることが最も重要です。
ウエイトレスなどの仕事よりも、お客さまと仲居さんとの距離がより近いので、人見知りの人はできるだけ克服しないと、お客さまに快適な時間を提供することができません。

また、決められたことだけマシンのようにこなすのではなく、お客さまの気持ちに寄り添った仕事を意識することが大切なので、より質の高いサービスを提供しようという志のある人のほうが、仲居の仕事には向いていると思います。

仲居のアルバイトのメリットは、前述したように生活費があまりかからないため、貯金を目的としている人に適しているということのほかに、リゾートバイトで来ている人同士で仲良くなりやすく、楽しく仕事ができるという点も挙げられます。
長い時間を一緒に過ごしますので、雰囲気よく生活できるというのはうれしいですね。

デメリットは、繁盛している旅館になるとかなり仕事がハードであること、着物を着て仕事をする場合が多いので、着物が苦手な人は動きづらいという点があるかと思いますが、それ以外には大きなデメリットはないと思われます。